PV-Connect Cloud Servicesとは
d-Solutionsは、2024年7月より、弊社製品PV-Connect(安全性情報収集ソリューション)のSaaS型アプリケーションサービス提供を開始しました。このサービスは、利用規模に合わせてセミオーダーが可能となり選択肢が増えます。これにより、ライセンスやハードウェアを購入せず、試行やSmall Startでの利用が可能になりました。
このサービスには、システム導入の検討のための試行環境利用サービスが含まれました。システム導入の構想段階において、対象システム(導入候補となるシステム)の試行は有効な判断材料となります。また、システムに対する要求事項の整理や制約事項の確認も含めてご利用いただけます。
主なサービス体系
弊社が運営するAWS(Amazon Web Services)上にお客様毎の環境を構築し、ご利用いただきます。システム環境の監視やバックアップ、メンテナンス等は、弊社の運用保守チームが実施し、お客様はシステム管理業務から解放されます。
※ サービス体系毎にお客様のご要望を反映して、環境設定を行います。Cloud環境の冗長化は、オプションです。
ご利用のメリット
AWSが提供しているクラウド環境にPV-Connectのサービスを組み合わせてシステムを構築します。クラウド環境を利用することで多くのメリットが得られます。
# | メリット | 記 述 |
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1 | コスト | AWSのクラウド環境を利用するため、サーバや周辺機器の調達が不要なため、導入費用を軽減することができます。また、利用開始後の拡張性にも柔軟に対応でき料金だけを支払うため、別途発生せず、ランニングコストの計画も立てやすくなります。 |
2 | 導入スピード | オンプレミスに比べてサーバや周辺機器の調達が不要となり、環境構築・導入までのスピードが格段に短縮されます。 |
3 | 災害リスク | お客様自身の建物内に設置した場合、万一の災害で設備やサーバ等の破損で大切なデータが消失するリスクがあります。クラウド環境は、強固なデータセンター内で管理されているため、リスクを軽減できます。 |
4 | 障害対応 | オンプレミスの場合、サーバー等に障害が発生したら、運用スタッフが自ら復旧する必要があり、多くの時間や手間を割かれてしまいます。クラウド環境は、サービス提供元の専任スタッフが効率よく復旧作業をおこないますので、緊急時対応のリソース不可軽減や復旧リードタイムを短縮できます。 |
5 | カスタマイズ | PV-Cは、弊社が維持管理するお客様専用のクラウド環境上でアプリケーションソフトウェアをご利用いただきします。 そのため、お客様の業務要件に合わせてソフトウェアのカスタマイズも可能です。 |
6 | スモールスタート | 導入時は、最小限の構成で初期投資を抑え、利用者数やデータ量の経年増加に合わせて、徐々に拡張性できることから、効果的なシステム投資が可能になります。 |
7 | セキュリティ | 本サービスの場合、データの送受信はインターネット経由で行われるためセキュリティリスクを懸念されることも多いですが、標準セキュリティサービスに加え、セキュリティサービスオプションを追加して、お客様の求めるセキュリティレベルを実現できます。 |
8 | システム運用負担の軽減 | 本サービスの場合、お客様側に求められるのは、利用者・利用ルール・コスト・利用するデータの管理のみです。その他の管理は弊社の専門スタッフに任せられます。そのため、ソフトウェアに関する専門知識のある要員が不足している企業でも容易に導入できます。 |
主なサービス内容について
Services | 記 述 |
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アプリケーション利用 AE-Connect(選択) BS-Connect(必須) | PV-Cのサブシステムの全ての標準機能が利用可能です。 (AE-Connectを選択した場合、AE-ConnectとBS-Connectの標準機能はご利用いただけます。) お客独自のカスタマイズや機能追加については、ご相談ください。 |
マスタ設定及び自動連携 | 製品・施設・ユーザ等で業務に必要なマスタ情報は、導入時に初期設定します。 運用開始以降は、メンテナンス画面にて手動で更新いただきます。 自動更新を希望される場合、ご相談ください。 |
コンフィグレーション管理 | 導入時の要件定義にてお客様の業務要件に合わせた構成設定を行います。 運用開始以降は、メンテナンス画面にて手動で更新、もしくはサービスリクエストに基づき弊社が対応します。 |
システム監視・セキュリティ監視 | 弊社によりシステム監視・セキュリティ監視を実施し、アラート等が検出された際、ご担当様宛にメールで通知します。 |
バックアップ | 日次処理(全インスタンスのイメージバックアップ)実施、バックアップは過去14世代分を保存します。 |
冗長化 | クラウド環境の冗長化はオプションサービスです。導入前にご相談ください。 |
外部連携(E2B連携) | 外部連携の機能はオプションサービスです。ただし、Safety DB Systemとの連携用にE2B R3形式でXLMファイルは生成可能です。 外部連携(他システムとの連携)が必要な場合、導入前にご相談ください。 |
トレーニング | 利用開始前までに有償で2回程度のトレーニングを行います。 |
初期導入支援 | お客様向けの環境構築作業を行います。(正式なバリデーション活動も含まれます。) |
運用支援 | お客様向けに運用支援作業を行います。(アプリケーション監視(有人)、障害対応、変更管理、問合せ対応等) |
Trial Use サービスご利用について
電子化の取り組みでは、こんな悩みが・・・!
- 電子化を検討しているが、システム導入ではランニングコストの負担もある。(具体的なCOT、ROIの算定をしたい)
- 専用システムを導入すると利用期間の縛りがあり、導入にも多くの時間を要す。(もしもの場合、後戻りできない)
- システム導入しても、運用管理を任せられるリソースがいない。(本来の業務に集中したい)
- システムの定期的なバージョンアップの対応負担もある。(技術進歩に追従したい)
- デモや説明資料だけでは、利用イメージがわかない。(業務標準化を見据えて、機能・操作性を体験しておきたい)
Trial Use ご利用のメリット
Trial Useの利用サービスは、導入決定前のアプリケーションの機能や操作性を体感し、業務への適合性、運用イメージの明確化にご利用いただけます。
# | メリット | 記 述 |
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1 | システム導入の判断として | 製品のデモや紹介資料、補足説明だけでは、認識齟齬のリスクが残ります。利用者が想定している利用イメージで実機を操作し、詳細について評価いただくことで認識齟齬が軽減できます。 また、予算化のための資料の具体的な材料となります。(TCO、ROI、ランニングコスト) |
2 | 業務プロセスの見直し | システム導入で現状の業務の変更箇所が明確になり、手順書や業務フローへの影響について、早期に利用部門との認識合わせが可能になります。 |
3 | ソフトウェア開発が不要 | PV-Cは、弊社が維持管理するクラウドサーバー上でアプリケーションソフトウェアをご利用いただきます。そのため、ソフトウェアの開発が不要であり、ランニングコストも軽減することができます。 |
4 | 短期間で導入 | ソフトウェアをインストールする必要がなく、PV-C環境はすぐに提供可能です。 弊社支援で簡単なコンフィグレーションとユーザのアカウントを登録すればすぐに利用を開始できるため、システム導入のリードタイムは激減できます。 |
5 | 導入コストの削減 | ハードウェアや周辺機器の調達や利用するための環境構築が不要なため、導入費用を軽減することができます。また、利用料金だけを支払うため、別途発生せず、ランニングコストの計画も立てやすくなります。 |
6 | スモールスタートできる | 最小構成でスタートし初期投資を抑えられます。利用規模やデータ量の増加に合わせて容易に拡張可能です。 |
7 | ソフトウェアの管理が不要 | PV-Cでは、弊社がソフトウェアを管理する役割を担い、この一環として逐次アップデートの作業を行うため、いつでも最新状態の機能を利用できます。 |
8 | システム運用負担の軽減 | PV-Cの場合、利用者側に求められるのは、利用者・利用ルール・コスト・利用するデータの管理のみです。その他の管理は弊社に任せられます。そのため、ソフトウェアに関する専門知識のある要員が不足している企業でも容易に導入できます。 |
PV-Connect Cloud Servicesのご利用については、簡単なヒアリングが必要です。
ぜひ、「お問い合わせ」フォームまたは、 support@d-sols.comにてご連絡ください。