d-FormChecker for PDF Ver.3.3 とは
公的機関への提出文書や企業内の長期保存資料として生成されたPDFファイルが、システム環境(OSや言語環境)の違いによる文字化けで解読できなかった経験はありませんか? d-FormChecker for PDFは異なるOS環境、言語環境でのPDF閲覧を想定して、生成されたPDFがこのような環境下で正しく閲覧できることを確認する目的で開発されたツールです。
変更点:
・語句チェックを新規追加しました。
・フォント一括チェック設定画面に文書の状態を追加しました。
・使用フォント一覧&チェック画面に文書の状態を追加しました。
・フォントチェック結果一覧にフォントサイズを表示するように追加しました。
d-FormChecker for PDFはこんなときに便利です 試用版・パンフレット・購入方法はこちらから
- 公共機関に提出する申請資料、報告書等の提出事前チェックとして。
- 企業内で長期的に保存が必要な文書、資料等は、Word,Excel等のアプリケーションファイルで保存するとアプリケーションやOSのバージョンの相違により正しく閲覧できない可能性があります。保存対象文書をPDFに変換した後の最終チェックとして。
- Web-Site上に公開する情報では不特定多数のユーザによるアクセスが想定されるため、異なるアクセス環境を持つ不特定多数のユーザがアクセスしても閲覧できるようチェック用として。
- 海外拠点との情報交換でPDFを使用する場合のチェック用として。
- 文書作成規定をお持ちの企業様においては、フォントの種類、サイズが自社規定に準拠しているかのチェック用として。
主な機能
チェック条件の設定 | 使用可能なフォント情報(種類、サイズ)を登録し、グループや企業内で共通の条件でチェックを可能にします。 |
フォントの一括チェック | チェック範囲(ページ)を指定し、チェック条件に合致しないフォントを検出・違反箇所数をレポートします。また、検出された文字上に注釈「ハイライト」を生成し違反内容を表示します。 |
使用フォント一覧&チェック | 開いているPDF文書の使用フォント一覧を表示します。該当文字に注釈「ハイライト」を生成してマーキングを行います。同時に、フォントチェック結果一覧を表示します。また、埋め込まれていないフォントのチェック(閲覧できない可能性を有するフォント)も可能です。 |
文字・語句チェック | PDF文書内に存在する指定した種類の文字・語句を検索し、該当文字に注釈「ハイライト」を設定してマーキングを行います。同時に、文字・語句チェック結果一覧を表示します。 検索する種類の文字・語句については、専用の定義ファイルを作成することで簡単に指定することができます。 |
利用環境と製品構成
システム環境 | 製品構成 | |
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Microsoft Windows 10, 11で動作します Adobe Acrobat8.0以上が既にインストールされていること。 インストールユーザーのコンピュータに対する権限が Administrator (管理者) 権限であること。 | Stand alone版 | ユーザによるチェック条件の登録や更新ができます。 |
Network版 | チェック条件の定義ファイルは権限を有するユーザのみ登録・変更ができ、設定されたチェック条件の定義ファイルを共有できます。また、社内の作業グループ毎にチェック条件の登録ができます。 |
ご注意
セキュリティがかけられた文書に対して実行することはできません。セキュリティを解除後、実行してください。
UNICODE対応ですが、Acrobat以外で変換されたPDF文書等、表示できない場合があります。
横書き、縦書きを自動で判断しますが、Acrobat以外で変換された縦書きのPDF文書等、判断できない場合があります。
本ツールは、Microsoft Office Accessのデータベースを使用しています。
Acrobat(64-bit)版とOffice Access(32-bit)版がインストールされている場合は動作しません。
本ツールは、無料のAdobe Acrobat Readerでは動作しません。
Windows Enterprise、Education、Windows Surfaceでは動作未確認です。